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ウルトラ級の美しきラグーンに会いに行こう。

アイツタキ島は、ラロトンガから国内線「エア・ラロトンガ」で約50分。アイツタキ島は、緑濃いラロトンガ島とは対照的にブルーとホワイトの明るいイメージの島だ。太陽が降り注ぐと、ラグーンはまるで宝石のように輝きはじめる。青い光の中で過ごす爽快なバカンスを是非味わってもらいたい。それは世界中のあらゆるビーチを訪れたことのある人をもうならせる、究極のラグーンだ。

DAY 1

【09:00-12:00】


アイツタキ滞在のクライマックスは、ワンフットアイランドを目指してラグーンをクルーズする1日ツアーだ。ラロトンガから1日ツアーに参加した人は、国内線でアイツタキ空港へ。バスに乗り換えてクルーズ船の乗り場移動する。アイツタキに宿泊している人はホテルからバスまたはボートがピックアップしてくれる。

アイツタキのラグーンは、ツアーのスタートからいきなりフォトジェニックなシーンの連続だ。刻々と色を変えて行くラグーンの美しさに感動しよう。ゆったりとしたクルーズが始まると、陽気なクック・アイランダーが、この日1日の予定と注意事項を説明してくれる。軽やかで美しいウクレレの音がツアーのBGMだ。

午前中のクルーズでの見どころは、ラグーンの中央付近にあるシュノーケリング・スポット。足が立つ程浅く美しいラグーンは、是非とも海に入って楽しみたい。人に良く馴れたジャイアント・トレバリーという魚が、すごいスピードで間近に泳ぐのを見ることができる。こんな経験ができるのはアイツタキだけだ! 少し泳ぐことができれば、色とりどりの珊瑚やラグーンの魚の群れを眺めながらシュノーケリングを楽しんでみよう。おとぎ話に出てくるような巨大なシャコ貝を見ることもできる! 

その後、クルーズの途中にある無人島にも立ち寄る。無人島ならではの手付かずの自然や人を全く恐れない鳥たち、そして信じられないくらい透き通った海のキレイさに驚くことだろう。そろそろお腹が空いてきた事に、ボートはワンフット・アイランドに到着する。

【12:00-16:00】


目指すワンフット・アイランドが近付くと、右手に目にも鮮やかなライトブルーの海に囲まれた長く伸びた砂州が現れる。これが「ヘブン」と呼ばれるサンドバンクだ。ボートはそのままワンフット・アイランドに着岸。無人島にある郵便局が見える。是非とも上陸して記念撮影を撮ろう!

絵はがきなどに上陸した証のスタンプを押してもらったら、ピクニックランチの始まりだ。新鮮な野菜で作ったサラダ、グリルしたシーフードやお肉、ポリネシア風のアレンジをした食材がずらりと並ぶ。お好みでビールや白ワイン等も注文できる。屋根の付いた場所でのランチだから、美しい景色を見ながら日陰で優雅にランチを楽しむことができる。

一休みしたら、是非ともヘブンまで歩いて行ってみよう。足首から太ももくらいまでしかない水深のラグーンを歩いていると、自分の影がプールのような海底に映っているのを見ることができる。まるで清流をあるいているような感覚だ。10分程歩いてヘブンに到着すると、そこはまさに天国のような世界! 360°のブルーラグーンのパノラマが広がっている! カメラやムービーで自分だけの記念写真を撮ろう! 

船戻るといよいよワンフットアイランドとはお別れだ。再び美しいラグーンを眺めながら心地良いウクレレの音を聴き、まるで夢のような一時が過ぎて行く。今宵はブルーのラグーンに浮かぶ夢を見ながらアイツタキの余韻に浸ろう。

DAY 2

【09:00-13:00】


アイツタキ島のもうひとつの人気アクティビティー、プナレイ・カルチャラル・ビレッジ・ツアー(Punarei Cultural Village Tour)に参加してみよう。このアクティビティーは、アイツタキに残る独特の古代ポリネシアの知恵に触れる文化ツアーだ。古き良きポリネシアの先達の足跡とその生活をリアルに体験できる。

ツアーを率いるのはナアキタイ・タイラ・プレアイキNgaakitai Taria Pureaiki という生粋のアイツタキ・アイランダー。一時期オーストラリアに住んでいたが、2002年にアイツタキ・スピリッツ呼び戻されるように帰国。その後プレアイキは、アイツタキやポリネシアの歴史、失われた文化的記憶の再生と世に知らしめることを天命としてに人生を捧げることを誓った。

このツアーは古代ポリネシアの知恵やアートを学ぶには最高の教材。ホテルを出発すると、まずアイツタキとポリネシアの歴史と関わりについて詳しい説明がある。また過去のアイツタキの人々の暮らしについても教えてくれる。プナレイ・カルチャー・ビレッジでは、ポリネシアの薬用植物とその使い方について知ることができる。また、古代のスポーツ、ココナッツの使用法についても詳しく説明される。ポリネシアのダンスについて学べるのも楽しい体験だ。

ツアーの最後は、ポリネシアの伝統的な料理「ウム・カイ」という蒸料理で締めくくられる。ビタミンなどの栄養素を失うことなく調理されるという伝統料理の意外な(?)おいしさと奥深い味わいに驚くことだろう。

【14:00 - 】


その他のツアーに参加したり、小さな村に見学に行ったり、アイツタキ最後の午後の過ごし方は様々だ。しかし、滞在中に是非ホテルやビーチでのんびりとした時間を過ごして欲しい。人口1500人程度のアイツタキ島はほんとうに静か。ホテルも部屋数の少ないものが多いので、ビーチでのんびり夕陽を眺めているとそこがホテルであることさえ忘れてしまうだろう。

アイツタキ島はラグーンが広く、外洋からの波が遠くにある環礁で遮られているため、ビーチが非常に静か。しかも浅瀬が多いので、巨大な天然のプールのようなもの。穏やかな波打ち際で、カクテル片手に美しく沈む夕陽をじっと眺めるのもたまにはいい。ロマンティックに夜を過ごしたいなら、プライベート・ディナーがお勧めだ。ほとんどのホテルで特別なセットアップのディナーを用意しているので、アイツタキ島への旅の最後の思い出に是非お試しあれ。